レアメタル高騰で、南アフリカが電力危機に
金、プラチナの世界的な産出国、南アフリカの電力危機がレアメタル相場を
史上最高の価格水準まで押し上げています。
南アの国営電力会社は20%節電を目標に、全国で2週間の「灯火管制」を実施しましたが、
基幹産業である鉱山会社への電力供給も半減したために、産金大手3社とプラチナ2社は
操業停止に追い込まれました。
最悪の場合は、6週間にわたり操業が停止されるかもしれません。
これにより、25日のロンドン金相場は1オンス=923.40ドル、プラチナは1オンス=1,697ドル、
ロジウムも1オンス=7,000ドル超の史上最高値をそれぞれ更新しました。
南アフリカは世界全体の80%近くのプラチナ、70%以上のロジウムを産出していますが、
これらは自動車の排出ガスを浄化する触媒として使われています。
金は「世界一の産出国」の座を中国に譲り渡しましたが、それでも南アフリカの主要な
輸出品です。